友達や家族の友達におすすめの美術館を教えて聞かれることがあります。そんな時はいろいろな観点から提案しています。ただその方の好みや予算をあまり知らない場合もあって、特に直接の知り合いではない場合などなかなか難しいです。そこでまとめてみました。
- 目的
今日の気分に最適な美術館を探す。 - 費用
無料:ギャラリー
¥300〜500くらい:常設展
¥1100〜2200くらい:企画展 - 時間
半日遠くは1日
企画展を観に行く
この目的が最も一般的だと思います。今開催されているもので、例をあげれば『デイヴィッド・ホックニー展』。この作家の絵が観たいという目的がはっきりしているので間違いないです。
しかし2人で行くと¥4400!期待はずれだったらちょっと悲しいです。また混雑も気になります。
知っている絵を観に行く
教科書で見たことがある絵を生で観るのもなかなか楽しいものです。
例えば「国立西洋美術館」はゴッホ、マネ、モネ、ピカソ、ロダンと有名どころの作品が楽しめます。料金も¥500でコストパフォーマンスいいです。混雑していることは稀です。
建物を観に行く
美術館は有名な建築家が設計したものが多いです。例えば「台東区立朝倉彫塑館」は彫刻家 朝倉文夫のアトリエと住居だった建物です。アトリエの部分は天井が高く迫力があります。住居の部分は素敵な日本庭園を併せ持っているめずらしい施設です。また、「江戸東京たてもの園」は大変おすすめです。中でも東ゾーンは昔の商家・銭湯・居酒屋などを通して、下町の風情を楽しむことができます。
館内カフェやレストランに行く
私は正直いうとあまり好きではないですが遠くの美術館に行くときは利用を目的にすることもあります。今回おすすめは、神奈川県立近代美術館 葉山館「レストラン オランジュ・ブルー」です。見晴らしも良く日帰り旅行にぴったりです。少し値段がはりますがリフレッシュできること請け合いです。
すきま時間を有効活用する
東京駅付近にあるKITTEの中にある「インターメディアテク」がおすすめです。たくさんの標本があり骨好きの私には夢のような場所です。しかもアクセスが良く無料!行かない理由がありません。
好きな絵に会いに行く
ゆっくり自分を見つめたい時に訪れたくなる時、会いに行きたくなる「マーク・ロスコ」氏の作品。「DIC川村記念美術館」はなかなか行くのに時間がかかりますが行くだけの価値があります。
今回はここまでです。最後までおつきあいいただきありがとうございました。
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