TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション

アート

 竹橋にある東京国立近代美術館で、素晴らしいアートを鑑賞できる大変有意義な場所です。好きな絵を見る良い機会を得て、喜んでむかいました。

現在「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」が開催中です。

  • 目的
     いろいろな画家の作品を無料で楽しもう。
  • 時間
     それぞれですが、私は1時間ほどかけて鑑賞しました。

 アンリ・カルティエ=ブレッソン

《ムフタール通り》

 アンリ・カルティエ=ブレッソン氏はフランス生まれの写真家です。決定的瞬間をとらえたモノクロ写真が比類なき才能を表しています。彼の作品の中でも犬などの動物が写っている作品は、ほのぼのしていて、かつおしゃれで最高です。

 モーリス・ユトリロ

《モンマルトルの通り》

 モーリス・ユトリロ氏もフランス生まれです。彼の描くパリの街並みは、観るものをやさしい気持ちにさせる力が感じられます。観る度にフランスに行きたいなぁと思ってしまいます。

 ラウル・デュフィ

《電気の精》

 自分のフランス好きを再確認してしまいますが、こちらの作品は、以前「パリ市立近代美術館」を訪れた際に10m×60mの巨大な壁画の形で鑑賞しました。ラウル・デュフィ氏の描く線は、自由で陽気な趣があり、絵を描いて私をいつも勇気づけてくれます。

 ジャン=ミシェル・バスキア

《無題》

 大学生の頃、初めてジャン=ミシェル・バスキア氏の絵を観た時の衝撃を忘れません。数年後に訃報を聞き、若くして成功し猛スピードで人生を駆け抜けた人だったなぁと思いました。あれから30年余経ちましたが、彼の感性の瑞々しさや輝きは増すばかりです。

 パウル・クレー

《黄色の中の思考》

  スイス出身のパウル・クレー氏は20世紀を代表する抽象画家です。彼の描く「天使」や「こども」は、内気で恥ずかしがり屋な印象でほっとします。色彩が豊かで素晴らしいです。

 中西夏之

《紫・むらさき XIV》

 紫色がいつも使われている印象の中西夏之氏の作品は、人目で同氏のものであることがわかる稀有なものです。近くで観る印象と遠くから見る印象がことなり2重に楽しむことができます。また紫色もさることながら幾重に重なった白色も大変美しく観るもののイマジネーションを広げます。

 奈良美智

《In the Box》

 大大大好きな奈良美智氏の作品、好きな理由が説明できません。彼の描く女の子が身近な人に似ているせいででしょうか? とにかく好きで今後も追いかけたい作家の一人です。

今回は、ここまでです。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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