2024/5/18-20の日程で瀬戸内海に行ってきました。今回は、アートの島「豊島」をご紹介します。

- 目的
豊島に行く予定のある方、参考にしていただけたら幸いです。
訪れたことがない場所に行って、リフレッシュする。 - 費用
高松空港から豊島まで高速船 1350円
貸し自転車(4時間) 1000円
豊島美術館 1570円
心臓音のアーカイブ 520円
ささやきの森 520円
針工場 520円 - 時間
約3時間30分(船の時間を考慮して駆け足で回りました)
景色が最高な豊島美術館前

こんな自然が身近に感じられる下り坂はあるでしょうか!空が近く感じられます。
豊島美術館


内藤礼と建築家・西沢立衛による唯一の体験ができ、一般的な美術館のように作品が陳列されているわけではない空間を楽しむユニークな美術館です。
豊島美術館は内部の写真が撮れません。その理由は内部はとても音が反響しますので、音が鑑賞の妨げなるからだと思います。訪ねた日はとても天気がよかったので、中はとても明るくて目が慣れずなかなか大変でした。眩しいのが苦手な方は要注意です。
美術館内部では、座っている方もたくさんいらっしゃいました。中には完全に横になって眠り込んでいる方もいらっしゃいました。私は眩しすぎで長く至れませんでしたが、長い時間過ごしている方もいるようです。
心臓音のアーカイブ

大好きなクリスチャン・ボルタンスキー氏の珍しいコンセプトの美術館、是非とも行かねばと思いこの旅の目的となりました。彼は人々が生きた証として、心臓音を収集するプロジェクトを2008年から展開しています。
「心臓音のアーカイブ」は、これまで氏が集めた世界中の人々の心臓音を恒久的に保存し、それらの心臓音を聴くことができる小さな美術館です。ご自分の心臓音をここで採録することもできます。との説明がありました。
残念ながらこちらも写真撮影禁止でしたので、内部の様子は下記のリンク先をご参照ください。
https://benesse-artsite.jp/story/20220112-2226.html
ささやきの森

こちらの作品もクリスチャン・ボルタンスキー氏。嬉しいことに、2019年に新国立美術館で開催された大規模回顧展で観た「アニミタス シリーズ」との再会を果たしました。
「アニミタス」とはスペイン語で「小さな魂」を意味するそうで、死者を祀る路傍の小さな祭壇へのオマージュとして、人里離れた広野に設置したインスタレーションが原点となっているそうです。
人里離れた場所に展示するというコンセプトのため、奥まったところにありますので到着まで時間を要しますのでご注意ください。
針工場


大竹伸朗氏の作品「針工場」。メリヤス針の製造工場跡に約30年間放置されていた鯛網漁船の船体用の木型がひっくり返った状態で設置している作品です。
大竹伸朗氏らしいコラージュの手法をもちいたアプローチが素敵です。作品が置かれている建物は、壁も窓もがないスケルトンな構造物で、ひっきり返された船を引き立たせていました。
ベンチやハンモックが置かれている庭は、大変ピースフルな雰囲気で和みます。
今回はここまでです。最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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